■導入装置/「プラカップ移載装置」
■正和製菓株式会社 生産部 部長 近藤隆樹様
以前より他社の移載機を使ってましたが、能力もそうですが装置自体の信頼性が低く、非常に不満でした。 ただ、今までは機械の補助を人がやるのは当たり前という考えでしたので、その対応にどうしても作業者が必要でした。 当然、作業者がいると人件費も掛かり、ミスもある。 そこで今回、設備を導入するにあたり人が入る必要がない無人化設備を計画していたところ、商社さんからコスモ技研さんを紹介していただきました。
正直、初めてのお取り引きだったので、不安はありましたがすぐにその不安は取り除かれました。 一番最初に対応してくれた担当の方(柴田さん)を見ていると、打合せ時は内容を議事録に取り、 また立ち振る舞いも気持ちよく、非常に信頼出来る方だと思いました。計画を進めて行くにつれ高度な技術とセンス、 そして実績を持ち合わせている会社だったので、更に安心して今回の仕事をお願いすることにしました。
人が立ち入る必要のない無人化設備のため、作業者が違う業務に専念できることで、より高度な業務に取組めれる環境作りが出来ました。
今朝も7時半から現場にいましたが、午前中でロスは2個、今までの装置であれば50個以上はありましたから 生産効率も格段に上がりましたし、何せ操作性が良い! 面倒な手順はなくボタン一つでほぼ事足りますから。また、それだけでなく 弊社にとっても絶大なPR効果 もあるんです。大手メーカー様が見学に来られた時も 胸を張って自慢出来る装置があるというのは非常に嬉しい です。新しい仕事を頂く為にも、投資としては大正解でした。
装置は勿論ですが、何せ対応が非常に良かったですね。 また個性的な人たちが多い(笑)ちょっと前の話ですが、仕様外のワークを流した時にロボットの吸引が少しだけ悪いということを コスモ技研さんに連絡すると、すぐに部品交換をしてくれました。 その後も呼んでいないにも係わらず、吸引の具合を確認しに来てくれた時に、 「あぁ、アフターケアもしっかりしてくれて信頼出来る会社だな」と感じました。
現状、製造ライン全体を見てみると正直、まだまだ改善する部分はあると思います。勿論、作業者にしか出来ない部分もありますが、極力無人化にしたい。その一番の理由は、「人の目による品質管理」ではなく、「ロボットを使った品質保証」を進めていきたいからです。やはり作業者の介在する部分が増えれば増える程、リスクはありますから。また、当社として、ここ四日市工場だけでなく、埼玉工場も含め更にレベルの高い「品質保証体制」を構築していく為にも、今後も是非力を貸してほしいですね。