爽やかな五月晴れが続き、寒からず暑からずのよい季節がやってきました。
春の気配も残っており、過ごしやすい時期ですね。
技術屋集団コスモマンの一人「たかし」です。
我々コスモ技研はお客様へスマート工場の提供を行っていますが、
今回はご検討中の皆様へのご参考に「スマート工場化の課題」について
整理したいと思います。
未だ日本国内ではスマート工場化が進んでいないとされていますが、
以下にいくつかの主な要因を挙げてみます。
1.技術的課題:
スマート工場に必要な技術は、高度で複雑なものであり、
技術的な専門知識が必要です。
また、既存の工場にスマート工場のシステムを導入するためには、
従来の設備やシステムをアップグレードする必要がある場合もあります。
そのため、技術的課題を克服するために、投資や技術者の育成が必要です。
2.投資費用の高さ:
スマート工場化には、新しい技術の導入や設備のアップグレードなど、多額の
投資が必要です。また、その効果が現れるまでに時間が掛かる事があります。
そのため、企業にとっては財務上のリスクが大きく、投資意欲が低下してしまう
場合があります。
3.セキュリティの懸念:
スマート工場では、IoTデバイスやネットワークが活用されるため、
セキュリティ上の問題が懸念されます。例えば、ハッカーによるデータの盗難や
改竄、機械の不正操作などが起こる可能性があります。このようなセキュリティ
上のリスクを克服するためには、適切なセキュリティ対策が必要です。
4.従業員の業務の変化:
スマート工場においては自動化が進むため、従業員の業務が変化することがあり
ます。これに対して、従業員が不安や抵抗感を持ち、スマート工場化に積極的に
ならない場合があり、従業員の教育やコミュニケーションの改善が必要です。
これらの問題を解決するためには、企業が投資や技術者の育成に力を入れ、
セキュリティ対策や従業員の教育にも注力する必要があると言われてます。
また、スマート工場化のメリットをより明確に伝え、従業員の理解を深めることも必要です。
ある専門家は、経営者こそがデジタルリテラシーを持つ事が重要だと言います。
コスモ技研では、上記の様な課題を解決すべく、<1時限目>の様に取り組んでいます。
最新技術を駆使したシステムの導入、導入後の技術的なサポートやお客様への操作教育等を含め、安心してご使用頂けるシステムの提供を行っています。
また、初めから大規模なスマート工場の導入は上記2の様な大きなリスクが伴う為、先ずは工場の工程の一部からスマート化を始め、将来的に工場全体をスマート化するといったステップアップ方式での提供も行っています。様々な業界の製造業の皆様のお役に立てる様、日々技術力を磨きながら、コスモ技研は成長を続けます。
風にたなびく鯉のぼりのように、元気いっぱい頑張って行きましょう。
それでは今月も「ご安全に!」
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