ロボットシステム導入のポイント

2.ロボットを導入するか否かの判断


ロボット導入のメリット

ロボットを導入することのメリットとして次のことが挙げられます。
  1. 省人化によるコストダウンが可能になる
  2. 人間の作業と比較して再現性が高い
  3. 人間では不可能な力を出せ、劣悪な環境化でも作業ができる
  4. 労務問題から解放され、故障が無い限り、計画通りの生産ができる
  5. 工場の見栄えが良くなり、工場のショールーム化が促進できる

ロボット導入のリスク

導入に成功すれば上記のようなメリットが見出せますが、失敗すると下記のようなリスクが発生します。
  1. 多品種少量生産に対応できず、結局使用されない
  2. チョコ停やトラブルが頻発し、無人化にならない
  3. 費用対効果がだせず、思ったようなコストダウンにならない
  4. 他工程とタクトが合わず、仕掛りが多数発生する
  5. 安全対策が不十分なことにより、事故が発生する

ロボット導入の可否判断

ロボット導入のための検討項目として、@ワーク品種 Aロット Bワーク認識の可否 C必要精度 D必要可搬重量・トルク E作業環境 F周辺設備とのマッチング G他工程とのマッチング H安全性の確保 I費用対効果 といったことが挙げられます。

特に費用対効果については、近年では少なくとも3年以内に設備投資費用が回収できるような企画が求められています。ロボットを導入するのか、専用機で対応するのか、あるいは人で行うのか、慎重な検討が求められます。
ロボットで可能な主なアプリケーション
マテハン・パレタイジング
バラ積み取出し
シーリング
組み立て
成型機からの取り出し
熱間鋳造品の取り出し
鋳造工程湯汲み
外観検査
食品の加工